ラーメンを食べに行く 『一盌 清右衛門』 ~3つのメニューは3度来て欲しいから~
こんにちは、らくたろうです。
今朝は朝から雨です。台風の影響みたいです。
激しい雨が降ったり止んだりと忙しい天気です。
そんな中、水曜日にしては珍しくランチタイムが取れそうです。
雨が降りそうだけれども、、、ラーメンを食べに行こう!
向かった先は、『一盌 清右衛門』さんです。
向かう時はちょうど雨がやんでいますが、念のため傘は持って行きます。
お店入ると、3度目にも関わらず店主が「おっ、毎度」って迎えてくれます。
しかも、「台風の中、お越しいただきましてありがとうございます」と丁寧にあいさつして頂きした。
この店主の笑顔を見るだけで、ちょっと癒されます。。。
こちらのメニューは、
・京醤油らぁ麺 790円
・極 塩らぁ麺 850円
・香辛 味噌らぁ麺 850円
の3本立てです。
どのメニューも看板メニューにできるクオリティーで、麺を提供されている『麺屋棣鄂』さんの営業よりもったいないとのコメントがあったみたいです。
それでも店主の3本立ての理由は、3回訪問してから判断して欲しいとの思いからです。
確かに、らくたろうも新しいお店に行くときに
一度目:また来たいか?(二度と訪問することのないお店もあり)
二度目:最初の感動が間違っていないか?(知っている味でさらに美味しいと感じられるか?)
三度目:ルーティーンに組み込むか?
との評価を下します。
そして、3回訪問してもまた来たいと感じるお店と確認して初めて記憶に残します。
1回目
[2018年5月24日撮影]「極 塩らぁ麺」
お出汁が本当に美味しいラーメンでした。
ただ、本当に繊細な味のお出汁に対して、ジャンキーなちじれ麺が上品な雰囲気を台無しにしている感じを受けました。
2回目
[2018年6月11日撮影]「香辛 味噌らぁ麺」
不思議な味のラーメンでした。
店主はカレーのようなスパイシーな味と表現されていましたが、らくたろう的には中華的な感じが強かったです。すると、店主「実は麻婆豆腐のような辛さを狙った」とのこと。
中華の香辛料が際立つ不思議な味噌ラーメンでした。
しかも、このスープとちじれ麺の相性は最高です。
こっちに麺を合わせに行ったのかと思ったほどでした。
さぁ、3回目の本日は残る「京醤油らぁ麺」を頂きます。
じつは、らくたろうは清湯の醤油は好きなのでこのラインナップ的には本命です。
期待が高まります。
店主とのお話に夢中になって、「半玉増し」をお願いするのを忘れています。
店主に言うと、後で半玉足してくれるとのこと。
ありがたい
です。
しかも、その準備としてスープも多い目入れてくれています。
麺もチャーシューもスープに隠れて見えないです。
ネギも各スープに対して入れる部位を変えておられるとのこと。
この辺の繊細な心使いは割烹料理で鍛えられた技が光ります。
そして注目すべきは真っ黒なスープです。
まさに、京都ブラックです。
しかしながら、そのお味は他のラーメンと同じく優しい味です。
全然醤油辛くはありません。
醤油をザラメと共に炊いて、角を落としてあるとのこと。確かにちょっと甘めです。
それに、他のラーメンと共通する中華的な香り。
この辺は、魚の煮付けを炊く際に使うタレの技術を応用されているとのこと。
その優しいスープをちょっと吸って引きあげてくるこのストレート麺。
この麺は微妙なコシを持っており、モチモチで美味しいです。
この麺は、醤油に合う麺がなかなか決まらず開店の2日前にようやく『麺屋棣鄂』さんが東京のあるお店向けに開発したものを持って来てもらってマッチングさせたとのこと。なかなかピッタっと来る麺が見つからず本当に苦労したと言っておられました。
塩にもこの麺の方があるのではないか
思わず店主にそのことを告げると、「そんなオーダーをされるお客さんもおられるとのこと」
そうでしょう そうでしょう
そっちの方が塩の繊細さが活きるはず。
オーダー時に、塩で麺はストレートとお願いしても大丈夫とのこと。
これはまた楽しみが増えました。。。
最後に半玉の替え玉を頂きます。
かわいいチャーシューは店主の心遣いです。
ありがとうございます!
2回しか訪問していないのに覚えてくれていることといい、こちらの要求に柔軟に対応して頂けることといい、店主、なかなかやりますね!
すっかりご機嫌にりました。
ご馳走さまです
宿題を残したので再訪は確実です。
ローテーション入りするのも間違いないですね。
次回、もう一度デフォルトの塩らぁ麺を確認してからストレート麺を試すのか、ストレート麺にしてもらうのか。
ワクワクが止まりません。