ラーメンを食べに行く 【8月1日】『一盌 清右衛門』~割烹仕込みのお出汁をご飯で堪能しました~
こんにちは、らくたろうです。
雨の連休を利用して、どんどん夏のラーメンを紹介していきますよ。
5月24日に初訪問して以来すっかりヘビロテしている『一盌 清右衛門』さんにまたまた訪問しています。
こちらのメニューは
極 塩らぁ麺
京 醤油らぁ麺
香辛 みそらぁ麺
の3本立てです。らくたろうはすでに1周しています。
さらに、わがまま言って醤油らぁ麺のストレート麺で塩らぁ麺を味わってしまったりしています。
そこで今回はちょっと趣向を変えてみて、割烹仕込みのお出汁の感じが一番感じられる塩スープで、ご飯を堪能してみようと思いました。
ラーメンを椀物と位置づけてみます。
ちょっと期待できそうでしょう。
こちらのご飯のお米はその時々によって変えておられます。
今日のお米は「シルク娘」です。
海苔が2枚乗っているのはサービスです。
ご飯の炊き方も、吉兆さんで学んだ炊き方だそうで色々教えてくれる大将もこの炊き方だけは教えてくれません。。。
その代わりでもありませんが、今日は仕込み中の塩ラーメンの出汁を見せて頂きました。
椎茸と昆布です。
このどでかい椎茸が凄いです。
それと昆布の量もすごいです。
まず、水からつけておいて3時間ほど置いておくそうです。
それから火を入れますが、温度が大事で70℃までにしないと今度は昆布のエグミが出てくるとのこと。
そして、椎茸と昆布の天然の塩味が良く出るので、塩分は通常の塩ラーメンの出汁の半分も入れないとのこと。だいたい6%くらいだそうです。
それでもしっかりと旨みを感じるお出汁に仕上がっていますので素晴らしいです。
仕込みの随所に割烹で鍛えられた技が光りますね。
いつも大盛り(半玉増し)しているラーメンもこの日は並みです。
常に大盛りなので器に対してラーメンが少ないと感じてしまいますが、これで普通なんですね。
主役はもちろんご飯です。
麺をおかずに、ご飯を頂きます。
そして、すかさずスープを口に含みます。。。
・・・おいしい
ちょっと麺が邪魔かもしれません。
ご飯だけをパクつき、すぐにスープを含んでみます。。。
おいしい!!!
麺と頂くより割烹感が増されます。
夢中で、ご飯、スープ、ご飯、スープを繰り返します。
海苔をちょいと挟んでも、それは邪魔にはなりません。
深い深い塩らぁ麺のスープは単独でも椀物として成立しています。
狙い通りに美味しくいただけて心の中でひとりにんまりするらくたろうです。
途中で麺が「僕も食べて」とばかりにスープから浮き上がってきます。
スープばかり飲んでますからね(笑)
もはやチャーシューさえも必要としていません。
ご飯の終了と共に至福のローテーションが終了しました。
最後に残った麺とスープを片付けます。
ラーメンモードにチェンジです。
ご馳走さまでした
狙い通り、美味しいコンビネーションでした。
ラーメンライスというよりも、らぁ麺御膳といったところでしょうか。
1回で2度おいしい、そんな気持ちになりました。
醤油や味噌でも試してみたいですね。