グアムに行く 1日目『関西国際空港』編 ~アクセスルート及び電車vs駐車場格安コストの検討~アクシデントでグアムまでが遠いです~
こんにちは、らくたろうです。
とうとうやってきました。
準備が早すぎて、ちょっとグアムのことを忘れかけているらくたろうです。
でも、遠足の前の子供のごとく早起きして4時には起きています。
フライトは10:45です。空港で無駄な時間を過ごしたくないらくたろうはいつもはギリギリ派ですが、ちゃんと出発の2時間前に関西国際空港でチェックインしたいあーちゃんの意見を尊重します。
8:45到着を目指すとなると、さらに2時間前に電車に乗らないといけません。
阪急京都線沿線のらくたろう、さらに前倒しして大阪メトロ堺筋線に直接乗り入れしている電車に乗って乗り換えなしに天下茶屋駅で南海電車に乗り換えようという作戦です。
コストは、ラピートを使うと1人1,990円で3人で5970円なので行きは天下茶屋駅からは空港急行を利用して1人1,480円,3人で4,440円とちょっと倹約します。時間は5分と変わりません。
帰りは疲れているだろうからラピートを利用します。
特に、ゆーたんはラピートに1度乗りたいって言ってますので、帰りにかなえてあげましょう。
合計は10,410円になります。
意外とコストかかりますね。
京都からだとMKタクシーで1人片道3,000円で送迎してくれます。
乗合でタクシーで集合して向かうのですが、自宅前まで迎えに来てくれるので楽チンです。でも、大阪には来てくれません。
朝の暗い中を3人、ワクワクしながらガラゴロ引きながら駅に向かいます。
むちゃくちゃ寒いですが、一旦電車に乗ったら1回の乗り換えで空港に着きます。
ちょっと眠いくらいがちょうどいいです。
すると、、、前から来た人が「電車止まってますよ」って声を掛けてくれました。
駅の改札口の入り口には白い札が立てかけてあります。
駅員さんが「人身事故により運転を見合わせています。振替輸送をしますのでJRに向かってください」と言ってます。
なに!!!
電車が動かない。
事故は先ほど起きたばかりで復旧の見込みはまったくありませんとのこと。
えぇ~
JRまでは歩いて20分ほどです。
しかもガラガラ押していくの20分は最悪です。
へいタクシー
当然タクシーなんていてません。
タクシー呼ぼうか?ってあーちゃんが言ってますが、こんな状態でタクシーがすぐ来るはずもありません。皆考えることは同じはずです。
①JRまで歩いて新大阪から関空まで特急はるかで移動する。
②JRまで歩いて大阪駅から空港バスを利用する。
③復旧するのに掛けて駅で待つ。
④車で関空まで行く。
の4択をせまられます。
車も決断が遅くなればなるほど渋滞していくことでしょう。
お正月で錆びついた頭をフル回転します。
車で行こう!
なにせ、寒すぎます。
帰りはしんどいですが、確実に到着することを優先します。
家に帰り、車のカギを取り出しエンジンスタートです。
フロントガラスがあまりの寒さに凍っています。
お湯お湯
あーちゃんにお湯を持ってきてもらいます。
なんとか前が見えるようになりました。
とにかく早く出発しないと!
気が焦りますが、安全も大事ですからね。
出発してちょっとしたら阪急電車動いているではありませんか!
どうする?
引き返すなら今!
でも、時間通りに動いている保証はありません。
まぁ、このまま行くのが正解か。。。
頭が痛くなってきます。
このまま行こう!
運を天に任せるなら、自分でハンドルを握って走ることにしましょう。
渋滞が怖いですが、その時は諦めましょう。
最悪だーって思ってたんですが、あーちゃんが「電車に乗る前で良かったね」って言うのを聞いてなるほどと感心します。
もし乗った後で、電車の中で動かずイライラすることを思ったら、ちょっとでも関空に近づいている現状はとてもラッキーと言えるでしょう。
帰国後確認すると電車も遅れていて、満員ぎゅうぎゅうだったみたいです。スーツケース抱えながら何時に到着するかもわからず、満員電車の中で立ちんぼって考えただけでゾっとしました。。。
ゆーたんが一人、「阪急め~」って怒ってます。
ラピートに乗るのを楽しみにしていた鉄道好きなゆーたんです。
高速にとにかく乗って、ゆっくり思考を巡らせます。
関西空港で2泊3日駐車したら結構な金額になる筈です。
あーちゃんにスマホで検索してもらいます。
関空併設駐車場だと2泊3日の参考価格は5,650円とのことです。
それに、連絡橋を渡るには920円必要です。往復で1,840円必要です。
高いね!
高速料金は、3,340円です。往復で6,680円になります。
距離は90km程なのでガソリン代は135円/ℓ計算で往復約2500円で計算します。
高速料金+ガソリン代で9,180円が必要経費です。
駐車場に5,650円掛れば合計で14,830円ということになります。
電車の10,410円と比較しても割高です。
そういえば、昔会社の社員旅行の際に上司と車で行った際は橋の手前の駐車場に駐車したら安かった覚えがあります。しかも、格安でシャトルバスもあったはず。
調べてもらうと、それでも2泊3日では安くて4,000以上かかります。
そこで、りんくうタウン駅周辺の駐車場の1日上限の安いコインパーキングを探してもらいます。すると、『JPパーキング』さんが1日上限500円です。2泊3日で1,500円です。
りんくうタウン駅から関西空港駅までJRで370円・南海電車でも370円です。
370円3人分で1,110円の往復で2,220円に駐車場1,500で3,720円です。
現時点では最安値に加えて、電車なら時間が読みやすく送迎パターンより安心できそうです。送迎まだか~ってイライラしなくて済みますよね。
あーちゃんにGoogle MapでJRと南海電車両方の時間を調べてもらいます。
頑張ったら8:45に、次の電車でも9:00には関空に着けそうです。
高速代も片道2,310円と減りますので合計金額が10,840円と、最初の計画通りの電車代の10,410円と比較しても、遜色なくなります。
なんとか、コスト的にもリカバリーできそうです。
なんとか行動が確定したころには車は岸和田SAを通過します。
関西空港自動車道に間違いなく侵入し、ナビ通りに『JPパーキング』さんに入ります。
青空駐車ゾーンもありますが、立体駐車ゾーンもあります。
雨ざらしにならなくても済みそうです。
1台だけ空いていた1F立体駐車場ゾーンに無事駐車です。
忘れないために写真を撮っておきます。
うちのこを、よろしくお願いします。
仕事で何回も来たことのあるホテルなので、ちょっとだけ土地勘があり安心します。
りんくうタウン駅を目指します。
移動距離が少ないので、ジャケットを車に置いて行ってウルトラライトダウンのベストのみを着ます。空港に着くとスーツケースの中に仕舞えたのでこれは楽になりました。
りんくうタウン駅では、JRも南海電車も同じ改札で入って行きます。
ホームまで同じです。
これは驚きました。
あーちゃんにどっちがベストかむっちゃ調べてもらいましたが、結果的には来た方に乗ればよい。
そんなシステムみたいです。ご苦労様でした。
向かいのホームにラピートが入ります。
ゆーたんが「帰りは乗って帰る?」って聞くのですが、両親とも笑いながら「じゃ、帰りは関空から一人で帰る?2人は車で帰るから(笑)」って返します。
「あっ」どうも気付いたみたいです。車で来ているから車で帰らないといけませんよ!
「乗ってみたかった~」とまだ未練たっぷりなゆーたんです。
結局、8:55に無事関西空港に到着です。
らくたろう的には一仕事終えた安堵感で、すでに旅行の目的に着いたかのような
疲労感があります。
本来はここから旅が始まるんですけどね。
久しぶりの関西国際空港です。
こんな派手な内装でしたっけ???
プチ浦島太郎ならくたろうです。
マリオだ!!!
ゆーたんがマリオを見つけてテンションを上げます。
現在、マリオメーカーに再ハマり中なんです。
国際の4Fには何回も来ていますが、ティーウェイ航空の場所は分かりません。
らくたろうは楽天トラベルで予約画面にフライトはティーウェイ航空って出てきて、どこの航空会社かすらも分からずGoogleで調べたほどです。
韓国のLCCってことが分かり驚きました。
でも、グアム便に関して言えば帰国便が遅いので非常に有効であることもわかりました。夕方に到着し次の日丸1日滞在後、16:10にグアムを出ます。
すると、3日目の午前中が有効に使えます。ユナイテッド航空だと7:00くグアム初なので最終日は朝食も取らずに帰らないといけません。
受付でティーウェイ航空のカウンターを聞きます。
だって、多すぎて分からないんです。
中国系の航空会社は団体客他でむちゃくちゃ混雑しています。
こういうところでも中国パワーを感じますね。
無事、ティーウェイ航空のチェックインを済ませます。
Eチケットなのでチケットはいらないにしても、印刷した控えも必要なくパスポートと名前だけでチェックインできたのは初めてで新鮮な体験でした。
あーちゃんとゆーたんが心配していた並びの座席も確保でき、ほっと一安心です。
あーちゃんとらくたろうはトイレタイムです。
トイレを終わらせてから、海外旅行保険に加入しに行きます。
らくたろうは、ゴールドカードなので海外旅行時の傷害保険は付いています。
昔、海外旅行に行くことが多かったのでゴールドカードに加入しました。最近は行くことがなくなったのでゴールドカードは必要ないのですが、惰性で持ってきます。
2泊3日分あーちゃんは5,060円ゆーたんは3,640円結構高いですね。
それに何かあった際の帰国費用上限15万円で2人分300円を追加します。
費用を払おうとカードを出そうとジーパンの尻ポケットの財布を出そうと手を当てますが、ふくらみがありません。
えっ・・・財布がない!!!
真っ青になります。
海外旅行用に普段使わないカードJCBとマスターも追加して入れてますし、免許証に現金が5万円ほど、、、
やばい
海外に行くのに、現金もカードもなければ生活ができません。。。
もちろん銀行のキャッシュカードもちゃんと財布の中に入っています。。。
おそらくトイレです。おっきい方でしたので個室に入りました。
一瞬でダッシュします。
100mほどです。
次に入られていたらOUTです。
いや、後に入った人が出る前に到着したらなんとかなんとかなるかもしれない。
なかったら今回の旅行はここで終わりだ!
一安心から一転、最悪の状況です。。。
トイレにつくと、後に入った人はいなかったみたいで空いています。
真正面の段差にしっかりと置いてありました。
自分で置いたのか、それとも落ちてたのを置いてくれたのか、、、
とにかく無事確保です。
保険のコーナーに戻るとあーちゃんもほっとした顔です。
本当に今日は絶体絶命寸前のアクシデントが多いです。
その間に2組入られて結局保険の支払いが終了したら9:30になってました。
アクシデントが多いので、早い目に出国審査を済ませてしまおうということで、保安検査所に向かいます。
ちょうどガラガラの中を通過します。
なんと、先のドタバタで舞い上がってしまったらくたろうは、保安検査に引っ掛かってしまいます。
車のKYEを渡しますがそれでも引っ掛かります。
ベルトだ
いつもは外すベルトを、今回に限って忘れてました。
なにせ今回はボロボロです。
らくたろうが何度も引っ掛かっているのをゆーたんが見ていて、一番慣れているパパが引っ掛かってる~といじられます。面目ない。。。
そんなこんなで、とにかく搭乗ゲートでベンチに収まりたい。
32ゲートなので、モノレールで一番先まで移動します。
時刻は9:55です。あと40分もあります。まぁ30分前に搭乗が始まるならちょうどかもしれません。10:15までにゲートに到着するように言われています。
安心したら急にお腹が空いてきました。
ゆーたんと食料をGETしに行きます。
しかし、、、先端ゾーンにはフード系のショップがありません。。。
ここはお土産屋さん。ケーキでも喰ってるか???
らくたろうは中間ゾーン付近までフード系のお店を探しに行こうとしますが、あまりうろちょろしたくないゆーたんに阻まれます。
そーなんです。
ゆーたんはビビりなので、カバンを置いてある場所から遠く離れたりするのが苦手なんですね。ゆーたんを連れてきたのが裏目に出たと思いつつ仕方ありません。
自動販売機を見つけて、とにかくベルギーワッフルとコーラをGETです。
ちょっと空腹は満たされます。。。
ただし、これが完全に失敗になります。
飛行機に無事登場できて、今までのドタバタが嘘のような順調な空の旅です。
らくたろうはアジア系の航空会社の搭乗は初めてです。そもそも、LCCが初めてです。
不安が一杯でしたが、飛行機は最新っぽいです。機種を見るのは忘れてました。
天井のブルーの綺麗なライトととても綺麗なトイレが印象的でした。
思っていたよりも随分快適です。
そして、上昇してすぐにベルトサインが解除になったのが面白かったです。
ANAやJALだと上空で安定してもなかなかベルトサインは解除にならないんですが、その辺はあっさりしています。お国柄でしょうか?
そういえば空港のランウェイ上でのカーブも、のろのろ走るものだと思っていましたが、ティーウェイはなかなかのGがかかるくらいグイーって曲がってました(笑)
このフライトの搭乗は10:45、到着が15:10なので、食事が中途半端になります。
それなので搭乗前にそこそこの食事をするか、何か機内に持ち込むかは行きしなの電車の中で決めようと思っていてあえてノープランにしておいたのです。
ところがバタバタですっかり考える時間がなくなりました。
ちょっとはお腹に入れたのですが、周りからカップヌードルの臭いが漂ってきます。
これはキツイです。一気にお腹の虫が鳴り始めます。
ここで初めて機内販売食の購入を検討してみます。
ところが、当然ですが機内食は高いです。
カップラーメンが400円もします。
どうしようか、あーちゃんと相談しますが、あーちゃんも高いって感想です。
ここで食べるなら、到着してから美味しいものを食べようということになり、我慢することにします。
まぁ、冷静に考えると飛行機内での食事のコストはこれくらいはするのでしょう。
機内食は当然のごとく出てくるものだという世代に育っている自分に気付きました。
ぐーぐー言うお腹をなだめていると、翼の向こうにグアムの土地が見えてきます。
他のUSAと比べるとむちゃくちゃ早く着きますね。
朝からのハラハラ続きで、なんだかこの旅の体力をほとんど使い果たしてしまった感じです。早く着陸して欲しいものです。