バイク屋に行く 『レッドバロン山科店』 ~雨天走行時のあれこれ~
こんにちは、らくたろうです。
秋ですねぇ。本来ならツーリングが気持ちいい季節のはずなんですが、どうして週末になると雨なんでしょうかね。
らくたろうが昨冬購入したZR-10Rは10月26日に車検が切れてしまいます。
先週は土日が雨予想だったため1週回避して今週末にレッドバロン山科店に予約を入れました。
昨日の朝まで土曜日の午前中は曇り予想だったのに、昨晩から午前から雨に変わりました。。。
8:00頃までなんとか持ちこたえていた空も、とうとう雨が降り出しました。
時間天気予報では一瞬雨が上がる筈とそのチャンスを待ちますが、雨が止む気配はありません。
車検の日程的にもう延期できる猶予はありません。
しかたがない、行くとするか!
雨天決行です。
12年物の防水ジャケットに、合羽の下を着こんで出撃です。
最初から雨の中BIKEで出かける行為自体、学生時代ぶりなような気がします。
一応、Power MordをFからLに、Traction Controlは1から3に設定変更して、タイヤが滑らないようにしておきます。
雨天のライディングはそこそこ慣れています。そこは、無駄に長いBIKE歴が活きるところです。そういえば、学生の時はBIKEしか足がなく、雨だろうが雪だろうが、暑かろうが寒かろうが、BIKEで移動していました。車の合宿免許は山形県の酒田市で取得しましたが、2泊しながら下道を走って行きました。北海道にも国道1号線と国道4号線をずっと走って行きました。梅田に行くのも、難波に行くのもBIKEでした。
雨天ライディングのコツはとにかく無茶をしないことです。
アクセルはなるべくゆっくり、ギアはなるべく高いギヤでタイヤに負荷をかけず、水たまりや白線で滑らないように気を付けます。
ブレーキも急に掛けるとタイヤが滑りますのでそうっと掛けます。なるべくBIKEの自重で減速できるようにエンブレも多用します。教科書的にはリヤブレーキをメインに掛けてフロントタイヤのスリップを防ぐのですが、右足のステップも滑りやすくなっているため、コントロールしやすい右手のブレーキレバーをチョン掛けで減速していきます。
久しぶりに雨天の街中を走行して思ったのですが、雨のサンデードライバーは自信がないのか、なんにもないところでブレーキを掛け減速したり、急に止まったりします。
こっちは、ある程度前の車の動きを予想して急ブレーキを掛けないように気を使っているのですが、減速後に急に停止されるとぶつかりそうになります。車はキュッと止まれますが、BIKEでそれをすると道の具合でスリップの危険があるので無意識に避けます。
すると、前の車にぶつかりそうになり、止む無くリヤブレーキをキュッと踏まなくてはなりません。通常以上の車間距離は取っているのですが、四輪と二輪の制動距離の違いを改めて実感です。
特に、ZX-10Rには現在DUNLOPのα-14を履いているので気を使います。
高性能タイヤの裏腹なところで、雨で滑りやすいです。超高性能タイヤでないのが救いですが、確かにこのタイヤ、元から溝は少ないです。
運転しながら自分自身に雨天走行のコツを心の中でレクチャーしながら慎重に走ります。バックミュージックはSEKAI NO OWARIで、勇気をもらいながら走ります。
山科市の六地蔵辺りは、強烈な渋滞です。幹線道路は大変な込み具合で、裏道に入ります。ようやく、レッドバロンが見えてきました。
いつもはしないのですが、整備工場の入り口まで直接BIKEで入ります。
雨の中にBIKEをさらしておきたくないし、自分も濡れたくないですし、お店の人も雨の中出てきて濡れた坂道を押し上げるのは嫌でしょう。
どうせお客さんも居ないだろうしと高を括っていたら、車検上がりのトライアンフを受け取りに来ている人がいてびっくりしました。
整備工場の人と車検内容の打ち合わせをして、BIKEを預けます。
ZX-10Rくんとは、しばらくのお別れです。
中西店長も顔を出してくれました。
ノーマルマフラーに換装して車検を受けて、そのままでしか引き渡しできないとのことです。まぁ当然ですね。テーラーメードへの再乾燥は自分でします。(メカニックさん登場するかもしれませんが、、、)
外は相変わらずの雨模様です。
今回は、代車を用意してくれました。
助かります。この濡れネズミ状態で1時間も電車に乗っていたくありません。
車種はADRESSです。
実はらくたろう、ビックスクーターはツーリング中にT-MAXを借りてトイレに行ったくらいで、ほぼ乗ったことがありません。
普通のスクーターも新入社員の時に営業で使用したくらいで、ほとんど乗っていません。
軽くスイッチ類の説明を聞きながら、ちょっとドキドキしています。
ガソリンキャップの位置と開け方と、シートの開閉の仕方だけしっかりと頭に記憶させます。あとは大体一緒でしょう。
雨のやむ気配はありません。雨の中、再び走り出します。
うーん、さすがに普通に走るね。
操作に問題はありません。ただ、サスがフワフワしていて怖いです。昔のクラウンを乗っている感じです。
アクセルの具合を確認したいのですが、目の前の道から渋滞しているのでそんな余裕はありません。ちょっと慣れてきたので車の行列の横をすり抜けていくと、アスファルトの端に乗ってスクーターが暴れます。
マジで!
サスペンションがフワフワ過ぎて、ギャップに乗せた反動が半端ない。
横の車の飛び込んでくるなよ!!!とのプレッシャーを感じながら、両足を出して収めます。
どうどう
急に乗っていた馬が暴れ出した気分です。
スピードが出ていないのですぐ収拾は付きましたが、びっくりしました。
そこからは、おばちゃんかっ!っていうくらいのビビりモードで、しょっちゅう足を出しながら安全運転です。
京治バイパス沿いに出てからようやくクルージングできました。
こうなると、車の流れに乗れるのでビックスクーターは楽チンですね。
スピードメーターを見ると結構出てたので、あわててアクセルを緩めます。
いかんいかん、注意しなければ!
スピード感が全然違います。こんなことで警察に御用になったら最悪です。
そういえば、排気量を確認してなかったことを思い出しました。
たしか、ナンバーは白かったような・・・
気持ちの良い道は一瞬で終わり、またまた渋滞地獄です。
雨の中、ZX-10Rみたいに華麗に渋滞をかわすことが出来ず、またまた裏道に逃げ込みます。
無事に自宅まで帰還できました。
しかし、スクーターの方が良く濡れますね。ポジションの違いでしょうか。
防水ジャケットも右腕は浸水してました。
お風呂に直行です。
来週には引き取れるみたいで、次はようやく念願のECUチューンに手を付けようと思っています。