ラーメンを食べに行く 『麺屋 裕』 ~お盆の渋滞にも負けず訪問してみました~
こんにちは、らくたろうです。
職場が大阪になってしまったため、気軽に京都でラーメンを食べれなくなってしまいました。サブタイトルの『京都のラーメン』を書き換えないといけないかも・・・と思いつつ、このお休みに京都に向けて車を走らせます。
さすがに、お盆Weekの初めの土曜日とあって幹線道路はどこも渋滞していますね。
171号線の渋滞を避けますが、外環の渋滞は避けれず、山科にある『麺屋 裕』さんに到着したのは、目標の10:30を大きく遅刻して、11:30になってしまいました。
30分は始動が遅かったんですが、30分は渋滞につかまっての遅れです。
この暑さなので、外待ち3人以上並んでいたらPASSも仕方がないと覚悟を持って到着すると、、、なんと外待ちはありません。
お店を覗くと空席まで見えてます。
ラッキー
お店に入ると、店主の目の前の特等席が空いています。
奥さんが、「一番奥が涼しいですよ」と薦めてくれますが、店主の手さばきが見えるこの場所が好きなんです。
新しいのある?
って聞いてみたら、「新作ないですよ!」とのこと。「うちはメニューを変えずにやっていこうと思ってます。」って。
そういえば、「限定ハンター」って言葉があるくらい、ラーメン屋さんの限定ばかり食べ歩いているマニアも多いらしいです。限定をしたらそんな人たちで行列になりますが、でも気がついたらデフォルトのラーメンを知らない人が多くなるみたいです。
それよりも、デフォルトのラーメンを日々ブラッシュアップさせていくことを考えている方が楽しいとのこと。
確かに、日々の努力が大事ですよね。
らくたろうの営業にもいえることなので心に刺さります。
そして、本気でブラッシュアップさせていっている店主が凄いんですけどね。
それでは、らくたろうのここでの定番の「醤油らーめん」を頂きます。
気が付くと、お店にいた人たちもお会計されて完全に貸し切り状態になっていまいます。
店主曰く、ここ最近は非常に盛況だったみたいです。特に昨日は1時過ぎに完売するほどの盛況ぶりで、今日は本当に久しぶりにまったりしているとのこと。
お盆中は、あまりお客さんが来ないのでお店を閉めようかともと思ったくらいらしいです。
そんな雑談をしているうちに、ラーメンが仕上がります。
オープン当初から変わらない安定のビジュアルです。
中身は、そうとう変わっています。
そうそう、最初は醤油ラーメンもありませんでした。
「蟹塩」と「貝塩」の2メニューのみ。
それに、つけ麺にすることが出来ましたね。
らくたろうはずっと「貝塩」のつけ麺を食べていました。
それから、醤油が出来て、鴨が加わって、、、本当に鴨は美味しかった。。。
実は、たまに作って頂いた「焦がし鯛油」のつけ麺は最高でした。
チャーシューも鶏チャーシューが加わり、鶏団子も加わって美味しかったんですが、手間がかかり過ぎるとのことで止めになってしまいました。
そして、中千本のお店を閉められて、山科に移られて、水にこだわられ、製麺機にこだわられ、小麦粉や蟹や醤油は以前からカリカリにこだわってされていましたが、また鶏にまでこだわられて、、、今のスタイルですね。
ブラッシュアップの度に味は変わるのですが、時間と共に落ち着いて行くんですね。
もう、その変化が分かるくらいの頻度では通えないのが残念ですが、今日の1杯もとても美味しかったです。
特に、今日はチャーシューがトロトロで美味しかったです。なんと、炭焼きされているみたいです。手間がかかっていますね。
そして、そのこだわりの1杯を750円で提供されているこのこだわり具合はもう、最高です。
ただ、10月に消費税が10%になったらもう耐えれないかもしれないと言っておられました。すでに原材料の値上げは始まっているみたいで、どんどん原価は上がっていく一方らしいです。値上げしないんですか?って聞いたら、「サラリーマンさんの収入は上がるどころか減る一方なので、こちらも頑張るしかない」とのこと。
超ありがたい
です。「サラリーマンさんの収入が10%上がったんなら、こっちも値上げしていいと思うんですけどね。」とのこと。
ただ、このクオリティーで750円はお得ですよね。
必ず替え玉するらくたろうでも、850円です。
そんな話をしていると、後から来られたお兄ちゃんの会計の時に店主さんがそっと「前にも来られていた方ですか?」って声を掛けられます。
すると、前のお店に良く来られていた方みたいです。
当時大学生だった時に通っていたらしいのですが、今は東京で働いているとのこと。
実家は広島で、新幹線を途中下車して食べに来られています。
「お盆開けてて良かった」とは店主の談。
本当に、らくたろうが渋滞の中訪問したのとは比べ物にならないほどの熱量ですね。
以前から、常連さんを大事にしたいと言ってこられた店主さん。
これからも、美味しいラーメンを食べに来ます!