ラーメンを食べに行く 『麺麓京都祇園店』 ~麺麓のセカンドブランドのお店に早速行ってきました~
こんにちは、らくたろうです。
皆さんの今年の仕事納めは28日頃に集中しているのではないでしょうか?
皆さんより一足お先に仕事納めになってしまったらくたろう、本日は京都市内まで野暮用を済ましに行きます。
仕事を退職すると色々と面倒くさいことが多いですね。
11:00過ぎに思ったより早く終了したので、「お昼ごはんは家で食べる」コールをします。すると・・・「もう食べてます」
なに!
早すぎるでしょう!!!
仕方がありません。
深草にあるあのお店か、山科にあるあの店かこの店か、なーんて考えます。なにせ会社からのいろいろなプレッシャーのためラーメン活動もままならなかったらくたろうです。行けていないお店があれこれあるんです。
すると、久しぶりにあの方から啓示が降りてきます。
「あるじゃろう、そなたの好きなあのお店が昨日から祇園に2号店を出しているあの店が・・・」
キタ~
久しぶりの啓示です。
そう、枚方の307号線沿いにある鴨で有名な『麺麓』さんの2号店が京都の祇園に開店するという噂は聞いていました。
そう、そのお店が昨日OPENしました。
『麺麓』さんはらくたろうも大好きでチャンスを狙って訪問するお店です。
祇園となれば、行く機会は少ないでしょう。
車での移動なので駐車代も気になりますが、これは行っておかないと!です。
場所は、大体しか分かっていません。
でも、八坂神社周辺に駐車すると20分で300円くらいが相場です。
昔取った杵柄で、車で祇園にアプローチする時は三条付近が安いです。
ちょっと離れるだけで料金が全然違ってきます。
40分200円の駐車場に車を停めます。(それでも高いですね)
時間は11:35です。
並ぶならちょうどいい時間帯。
情報では「和家すぐる」さんの跡地で看板もそのままになっているとのこと。
Google先生(Google Mapのことです)に「和家すぐる」さんをSetしてその周りを2周ほどします。
見つからな~い
時間はドンドン過ぎていきます。
もう一度、Facebookのラーメン部の部員さんたちの投稿を参照します。
「和家すぐる」さんの検索はあきらめて写真に写っている「祇園だるま」っていう赤い大きい提灯が写っています。Google先生に「祇園だるま」さんを入力してナビってもらいます。すると、、、一筋南側でした。
この辺のクラブに昔きていたなぁ
ボトルもあったなぁ
おじさんの思い出です(笑)
この路地を覗くと・・・
「和家みつる」さんの看板の前の行列です。。。
あった・・・
ほっと一息です。
行列は5名ほど。
時間は11:55です。
12時オープンなのでぎりぎり間に合いました。
ただ、お店にすでに入っておられるかどうかは分かりません。。。
中待ちがあれば、外待ち合わせてこれくらいの行列だったら下手したら結構またなければなりません。。。
でも、12:00前にお店の人がメニューを持って現れました。
メニューを説明しながらオーダーを取られています。
間に合ったか?
行列がお店に収まっていきます。
らくたろうの手前で扉を閉めかけられます。
あら?ギリOUT?
って凹んでいると、「あと1名様どうぞ」って入れてくれました。
ぎりセーフ!
よかったです。
実はこれは本当に全然違う1人でした。
薄暗い店内、ダウンライトに照らされたお花がお洒落です。
ラーメン屋さんではなく、まるでバーのようです。(祇園ですしね)
カウンターに置かれた、お箸とスプーンもラーメン屋さんの雰囲気ではありません。
松永店主はイタリアン出身ですが、なぜかフレンチな趣を感じるのはらくたろうだけでしょうか???
黒いシートに収められたメニューをめくると、なんだか記号が書いてあります。
こんな絵ばかりのメニュー見たことがありません。
なるほど、店員さんがメニューをひとつづつ説明していたはずです。
1枚目
鴨と羅臼昆布の清湯スープのラーメン
2枚目
つけ麺(オレンジソース)
つけ麺(チェリーソース)
3枚目
鴨チャーシュー増し 3枚
鴨チャーシュー増し 6枚
煮抜き増し
メンマ増し
4枚目
鴨丼
卵増し
ごはん
ビール
ってことです。
鴨チャーシューは、ロース・もも肉・ささみを選択できます。
皆さんはバラバラに頼まれていますが、らくたろうはもも肉1択です。
『麺麓』さんでは売り切れでなかなか食べれないもも肉が選択できるのに他の選択はありません。。。
お水もお洒落です。
青いボトルで注いでくれます。
こんな佇まい・・・ラーメン待っている雰囲気じゃないです。
それにも増して贅沢なのは『麺麓』さんではチラ見しかできない松永店主のオペレーションが丸見えなことです。
まだまだこのお店では教えながら指示しながらなので洗練されておられませんが、思わずガン見してしまいました。
ラーメンに先駆けて、鴨もも肉が到着です。
提供寸前にバーナーで炙られます。芳ばしい香りが溜まりません。
思わず一口頂いちゃいます。
お・い・し・い
微妙な塩加減が鴨の甘さを引き立たせます。
これが鴨ですね。
らくたろうが好きな味です。
いや、誰もがうなる味でしょう。
ラーメンが登場する前なので、まさにこれはイタリアン・・・いや・・・フレンチでしょう!!!
ワインが欲しくなるほどです。
暗いお洒落な店内と、落ち着いた音楽、上質な鴨肉、、、これからディナーでもおかしくない雰囲気に完全にトランス状態です。
「」が登場です。
店員さんが丁寧に説明してくれます。
鴨は『麺麓』さんと同じ太田養鶏場直送の紀州鴨です。
麺はライ麦を配合されて使用されています。(何と何かは聞き取れませんでした。。。)
泡のムースは有田みかんを使用されています。
鴨にかかっているオレンジムースがむちゃくちゃ美味しくてフレンチです。
『麺麓』さんではまとめてお洒落にデコレーションされているバルサミコソースも、こちらでは麺の周りを飾っています。
それもお洒落でいい感じです。
つけ汁もソースがかかっていてお洒落ですね。
このつけ汁は『麺麓』さんのつけ汁よりもあっさりているように感じました。
とても食べやすいです。
最大ボリュームのXLにしておいて大正解です。
美味しすぎてみるみるなくなっていきます。
平打ち麺がよくつけ汁を絡んでくれます。
麺を大きくすくってバルサミコソースをすくいます。
あまり違いは感じませんでした。
ただ、オレンジムースの場所は最高です。
鴨との相性はもちろん、麺との相性も抜群。
鴨の一切れは最後まで残して、デザート感覚で頂きました。
そして最後のスープ割も、サイフォンされて鉄瓶で提供されます。
らくたろう分は鉄瓶が足りなく横の方からのスライドでしたが、鉄瓶のお陰で充分あつあつでした。
そして、単体でも美味しいスープは、ラーメンに使用している羅臼昆布で採った出汁なんでしょう!昆布の香りがたまらないです。
それがつけ汁と融合してとても美味しいです。
こんなちっちゃなスプーンでちまちま飲んでられなくなり、器をガシッと掴んでごくごくといただきます。
最高!!!
オレンジムースがデザートなら、このスープ割は食後のコーヒーといったところでしょうか。。。(サイフォンされて出てきますしね)
もう、ここがラーメン屋か?フレンチのお店か?お昼か?夜か?すらわかりません。
上質なディナーを頂いた後のような満足感が漂います。。。
ご馳走さまでした
会計を済ませて外に出ると、もっと長い行列ができていました。
1巡目の最後だったのにお店を出たのは12:40でした。最初に入ったお客さんがお店を出られたのが10分前くらいですから、1歩遅かったら待ち時間が全然違っていましたし、外で立ちながら待つのと中で座りながら松永店主のオペレーションを堪能しながら待つのでは雲泥の差があるというものです。
もしかしたら今のうちがチャンスかもしれませんね。
今は『麺麓』さんを知っている客層が中心でしょうが、京都の人たちに鴨が美味しいお店として評判になったら、このお店のキャパだったらなかなかハードルの高いお店になること間違いないでしょう。