バイク屋へ行く 『10Factory』 ~爆音仕様おしよさんとPower checkです~ ECUチューンナップ
こんにちは、らくたろうです。
今日は朝からバイクでお出掛けです。
目的には、『10Factory』さん。
とうとう、猫の皮を被ったZX-10Rを解放してあげれます。
というのも、昨年ZX-10Rが納車されてレッドバロンから乗って帰ったときの感想が 「なんだか遅い」でした。
アクセルにリニアにPowerが乗ってこない感じ。
それから、、、
排気バルブを解放してちょっとマシになって、
テーラーメードのマフラー装備してちょっとマシになって、
テーラーメードのマフラーのバッフル外してだいぶマシになって、
その頃には、半年鍛えたエンジンの中低速回転域2000rpm~6000rpmが使えるようになってきて、
っていう感じで、10Rが売りにしている Monster Powerをなかなか実感出来ませんでした。
(ただ2速では鬼加速でしたので、一時期峠を2速オンリーでブン回してました。)
以前乗っていた9Rの方がPower感があり、最高速も出しやすかったです。
そこでいろいろ調べたところ、インジェクション車はコンピューターで制御がかかっているとのこと。
①セカンダリーアクセルというECUが制御するアクセルがあり、スピードが上がると勝手に閉じていく。
②ラムエアポートにもバルブがあり速度が上がると閉じていく。
③アクセル閉じるとガソリンが吹かなくなる。(エンジンブレーキがよく掛かる)
要するに、スピードが上がるといくら右手でアクセルを開けていても、ECUがスピードがでないように調整してしまっています。
だから、思った時に思っただけのPowerがこないので、遅く感じてしまう。ということみたいです。
そういえば、2000 9Rの後に乗った2008 R-1でも、最高速域に到達するのに時間が掛かり、ラム圧で200psあるのに9Rより遅いのはおかしいなぁと思っていました。
ならば、その調節しているECUの制御を解除して、キャブ車に近づけよう。となったわけです。
ついでに、US仕様で185psに抑えられているエンジンをEU仕様の200psにしてもらいましょう。
さらに、300km/hでかかっている速度リミッターも解除になります。(これは実質的には意味ありませんので、雰囲気だけですね。)
ECUをチューンしてくれるところをあれこれリサーチして、moto JPさんと10Factoryさんが、実際にシャーシダイナモに乗せてセッティングして頂けることがわかりました。
moto JPさんは神奈川県なので、実質は10Factoryさんの一択でした。
らくたろうが、10Factoryさんに予約を入れると、おしよさんもPower checkだけしたいので一緒に行こうと言っていただき、朝一番に待ち合わせとなりました。
おしよさんと合流です。
おしよさんのZX-10Rはレース向けにセットアップされており、明らかにPowerが出ています。ただ中古で購入されているため、どういったチューンが施されているのかわからないのと、実際にどこまでPowerがあるかも謎でしたので、らくたろうのECU書換にお付き合いついでにPower Checkしようとなりました。
いつもなにかしら変わっているおしよさんのZX-10Rですが、今回はSCコーポレーションのスリップオンが入っています。
Power Checkに合わせて今週手に入れたこのマフラーを今朝から装着作業していたとのこと。
このマフラーとんでもない轟音をたてながら走ります。うるさくて、インカムの会話に影響が出るほどです。
でもPower感は元のBEETより感じるそうで、スイスイ・・・いや、ゴォーゴォーと走っていかれます。
途中で、寒くなりすぎてシートバックの中のウルトラライトダウンを取り出して着込みます。
そんなこんなで時間をくってしまい、
開店一番の11:00からの予約でしたが、5分遅刻で到着です。
だいたいTELで相談させて頂いていましたので、軽く打ち合わせを済ませます。
社外マフラーのため、現車セッティングは不可避みたいです。
エアクリーナーもパワーフィルター型に変更することにしました。
早速作業に取りかかってもらいます。
10RのECUは結構面倒なところに着いています。
お隣の喫茶スペースで待機です。
なかなかいかついBIKEが展示で並んでいます。
ら音楽もロック調で全体的にアメリカンなスタイルです。
タンクの奥底よりECUをほじくり出してます。
ハーネスも取り付けてます。これがあると、次回のリセッティングの際に簡単にセッティングに移れます。
ららくたろうの1号車のセッティングの前に、おしよさんの3号車のPower を測ります。
SCのマフラーはレッドゾーンまで回したら鼓膜が破れそうな轟音で、思わず手で耳を塞ぎます。でも、カメラを持っている方は塞げないので、必死に耐えました。。。こんな大きな音、大阪国際空港で国際貨物便が発進するのをすぐ後ろで見てたとき以来です。。。
でも、ちゃんとしたマフラーだったら、音とPowerは正比例するらしいです。
さて結果は、、、ジャジャン。
192ps❗
パチパチパチ
良くできました❗
お昼時になりました。
喫茶スペースでの目玉は、釜焼きピザです。
トマトピザ
カレーピザ
があります。
マルガリータはどこにでもあるので、トマトピザとカレーピザを頼んで、おしよさんと半分こすることにします。
トマトピザです。
実は、おしよさんの③号車計測中に出来上がり、食べる頃には少し冷えてました。ゴメンナサイ。
遅れてカレーピザです。
こちらは熱々でいただくことができました。
ドリンクセットで、おしよさんがコーヒー,らくたろうはジンジャエールです。
ジンジャエールはジョッキでやってきました。
具材にジャガイモが乗っており、小振りながらも充分なボリュームです。
モッツアレラチーズも乗っており、美味しく頂きました。
他のお客さんとの打ち合わせをはさみながらセッティングを煮詰めておられます。
最初の状態で、158ps
EU仕様のマップを書き換えて175ps
ここからが大変だったみたいです。
なにせ、テーラーメードマフラーは超ショート管で、従来排気バルブがあるところにサイレンサーがあります。
格好はいいのですが、それでは排気用量が足りないみたいで、うまくPowerが上がらないとのこと。
しかも、テーラーメードマフラーのセッティングは初めてとのことで、四苦八苦されたみたいです。
さらに、③号車が192psを先に叩き出しています。
チューナーとしては180ps以上は出したいところでしょう。(実際にお店のBlogにもそう書かれています。。。)
結果は、178psでした。残念です。
でも、主目的は峠で走りやすくなること、最高速域の走りが良くなること、ですので、後は乗ってのお楽しみです。
外はすっかり暗くなってしまいました。
オープンからラストまで頑張っていただきました。
帰り、お店の前のストレートでいきなりおしよさんが逃げるので、全開で追いかけると、、、3速全開でリヤがパワースライドしました。
ドキッ
ってしましたが、Powerが出たというよりも、路面温度とタイヤが冷えていたからでしょう(笑)
すぐにビビってトルコンをOFFから①へ変更しました。。。
途中は寒い寒い。
ヒートテックに長首シャツにTシャツにウルトラライトダウンに革ジャンという冬装備でしたが、外気温9℃の中走るのはもはや修行です。
車に追い越されてもスイッチ入ることなく、ひらすらクルージングです。
寒すぎて、コンビニでホット休憩です。
らくたろうの携帯も電源が付かなくなる始末です。
凍えながら、おしよさんと別れて高速に入ります。
アクセルにはリニアに反応するようになっています。
それに、バックファイアーが1発もありません。
後は、峠と最高速チャレンジですね。
最高速チャレンジはおしよさんには挑戦しないようにしましょう。
DETAですでに負けていますから・・・
おしよさん、長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。
峠のテストもお付き合いください🎵
【DETA】
走行距離:235km
ECUチューニング 40000
【値引】同時作業 -10000
現車セッティング 50000
セッティングハーネス 4000
ハーネス取付他 8000
エアクリーナー 12700
交換作業料 サービス
消費税 8376
Pizz ドリンクセット 1200×2