名古屋に行く③ 鍋田川温泉『季の邸』
こんにちは、らくたろうです。
息子の学校の創立記念日を利用して、名古屋へ1泊旅行です。
初日、『リニア・鉄道館』を満喫して、16:00前にこちらへチェックインです。
お風呂でゆっくりしてから、『なばなの里』へイルミネーションを見に行きました。
移動手段が車しかないため、食事を最終の20:00にしてもらい、晩酌できることになりました。
こちらのお風呂は日帰り温泉というか、スーパー銭湯的な温泉となっており、宿泊客より一般客の方が多いように思いました。
人気なのか、結構混んでおりイルミネーションから帰って来たら駐車場が満車でした。
フロントも、正面は日帰り用で、宿泊者用の入り口が端にあります。
インターネットでチェックした際は、もしかしたら日帰りメインで宿泊施設は非常にしょぼいんじゃないかとドキドキして新館を選択したのですが、大正解でした。
新館のお部屋は広くて気持ちがいいです。
景色は、外にしょぼい鍋田川が流れていて、その向こうには普通の生活空間がみえます。
微妙ですが、テラスにお洒落な椅子も配置してあり、なんだか頑張っている感じが好印象です。
日帰り温泉ゾーンはいたって普通です。
この食堂で食事だったら最悪だなぁと思ってみていましたが、実際は宿泊施設の方の座敷でした。
なばなの里から帰ってきて、食事です。
ゆーたんは浴衣が気に入り、食事のためだけにさっさと着替えてます。らくたろうも付き合わされました。
本館の座敷で夕食を頂きます。
テーブルにはお鍋の具と先付けが置いてあります。
いったいどんな料理が登場するのでしょうか。
ドリンクもそんなに高くはありません。良心的な価格です。取り敢えず、ビール1本注文しあーちゃんと乾杯します。
ゆーたんは、オレンジジュースです。
ゆーたんの子供メニューが登場です。
①煮込みハンバーグ
②エビフライ2本
③お刺身(マグロと海老)
④クリームシチュー(お鍋)
⑤お蕎麦
⑥ポテトサラダ
凄いボリュームです。
しかも、最初からご飯とお味噌汁とデザートの杏仁豆腐が用意されています。
大人の膳も増殖中です。
鯨の唐揚げ
おからとなめこのもずく酢
蓋を開けたら、イカの塩辛が入ってました。
鶏白湯のささみ鍋
サザエのつぼ焼き
〆たてのアワビの地獄焼き
(残念ながらピクとも動かず残念)
牛タンのステーキ
柔らかくて美味しかった。お芋さんも美味しい。
刺身です。
海老・まぐろ・はまち・たい・いか と、ベーシックなところをおさえてますね。
ぶりの照り焼き
アワビが焼けました。
そして、最後にキンキの唐揚げ
これは、カリカリで背骨以外は全部頂けました。
自分の食事が終了していたゆーたんも、あーちゃんの横に来て、猫ちゃんのようにおねだりしてました。
デザートの杏仁豆腐です。
本当にお腹が一杯になりました。
途中から食べるのに必死で飲むのを忘れてたくらいです。
ただ、和洋折衷で高級食材をこれでもかと並べてあると、売りのポイントが難しいなぁと思います。
とびきりの一品を軸に料理を並べていく的な演出が欲しいところ。これでは、誰もが文句を言わない構成的な感じが全面に出すぎているような気がします。
本当に、アワビも鶏鍋も牛タンも美味しくて文句はない❗特にキンキの唐揚げはカラっと揚がっていて最高です。でも、、、なんですね。
もしかしたら、今夜は地元の宴会が入っていたので、ついでに仕入れた良い内容過ぎたのかもしれません。そんなことを考えてしまうほど、贅沢が散りばめられたお食事でした。
また、給仕をしてくれたお兄さんの物腰がやわらかく、素敵な笑顔でのおもてなしに、男性であるらくたろうも💛でした。
遅い時間の食事でしたので、10:30最終のお風呂に間に合うかどうかと思ってましたが、お食事の出てくるテンポもよく、就寝前のひとっ風呂にも入れました。満足満足。
では、お休みなさいzzz
朝の食事の時間は7:30から、これはあーちゃんの設定で、7:00~8:30の時間でいつと聞かれたのでらくたろうは迷いなく8:30でって答えたのですが、それではお腹が空くらしい。鶴の一声で7:30になりました。
朝食です。
ハムに焼き魚、サラダに湯豆腐と、相変わらずおさえてますね。
ごはんは麦ごはんに中央上の黄色いのはとろろです。
とろろで一杯、温泉卵で一杯、麦ごはんを頂きます。
お子様には卵焼きが付いています。おさえてますね~。
ただ、ゆーたんは昨晩就寝前からお腹が痛く気持ちが悪いそうです。
原因はただひとつ、そう!食べ過ぎです。
あの、立派な御膳を完食の上、あーちゃんのキンキの唐揚げにも触手を伸ばし、カリカリを堪能していたのですから!
今朝も、引き続きお腹が痛いみたいです。食事中に再発し、お部屋までトイレに行きます。結構長時間座っており、あーちゃんがほったらかしになっています。
しかし、出すもの出したら「お腹がすいた」とのこと。ゆーたんの食欲は本当に素晴らしい。赤ちゃんの時から、食が細くて困ったことがありません。
撤収しかけていたあーちゃんを押し戻して、朝食も完食です。
再びお腹が痛くなってきたので、お腹を温める意味でも無理やり温泉に連れて行きます。
一般客は10時からなので、昨日と違って誰もおらず貸し切り状態です。
露天風呂もありますが、もう少し大きければ百点満点なのですが...
浴室には、ジャグジーと高温の温泉、打たせ湯とサウナがあり、温泉というよりスーパー銭湯といった感じです。
さすがに室内ではレンズが曇ってしまいました。
温泉で温まって、すっかりお腹の痛みが取れたゆーたんです。ご機嫌さんに戻ってよかったよかった。
チェックアウトを済ませて、宿を後にします。
この、赤い看板が場末感を助長させている気がします。地元的には歴史のある看板なのでしょうが、温泉宿としては雰囲気を落としています。
左手に見えるのが新館です。
増築しているのしょうが、本館からいったん外に出て新館に入るので、その間が非常に寒いです。また、廊下も同じくらい寒かったのが少しマイナス点でした。
でも、全体的には今あるハードに対して、非常に工夫を凝らしたおもてなしをされており、好印象でした。
ただ、どうしても日帰り温泉に付随した宿泊施設感がぬぐい去ることができず、もう少しなのになぁといった感覚が残りました。
もちろん、価格的にも頑張っておられるため、旅館と比較してはいけないのでしょうが、もうちょっとをクリアーされたら、超人気旅館となるのになぁと思ってます。
全体的に90点な感じがもったいないです。
※ゆーたんは、「満足!また来たい!」との感想で良かったです。